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【時アポ】時計仕掛けのアポカリプス リアン・イェブラム 感想 [時計仕掛けのアポカリプス]





みなさん、こんにちは、こんばんはー!
さてさて、そろそろGWですがいかがお過ごしでしょうか!!

私は、昨年同様おうちにこもってゲームでもしながらまったり過ごす予定です('ω')
なかなかお友達にあったり、遊びにいったりできないですねえ……。
もう少し頑張りましょう……!

それでは。
本日は、時アポの色気担当ピアニスト(ちがうかも)。
リアンさんのネタバレ感想になります!


以下からどうぞ♡













リアンさんのよかったところ。

声帯!!!!!!!

………以上!!!!

で、正直次にいきたいくらい殴りたい系だったけど(でも好きだよ)、まあ備忘録兼ねてるから……頑張って感想かくわあ……。

このルートは「アポカリプスの発動条件」に関するお話でした。
おそらく“来たるべき”時のために、イェブラム家が「パイプオルガン」を、ボルツマン家が「楽譜」を管理していた。
イェブラムが作った「パイプオルガン」でボルツマンの「楽譜」を弾くと、アポカリプスが発動する。しかもパイプオルガンがある「時計台の鍵」はヘルトリングが所有しています。今代は鍵盤もそのひとつかな。

とにかく独断では“それ”は発動しない仕組みだったというわけですね。

でも。
イェブラムとボルツマンはおそらく「何か」に気づき、災厄を呼ぶソレを放棄しようとした。そこをヘルトリングに皆殺しにされた、という事実がこのルートの背景にあります。このルートだけでは、この「アポカリプス」が何のために仕組まれているのかには迫ることができませんでした。
でも「アポカリプス」を起こすことは、地上への扉が開くこととセットっぽいですね、ラストの展開を見るに。
ヘルトリングは門番というか、懲罰というか、暗部を担う家なんですねえ。ワアタノシミダナア。

真相にはあと一歩迫れないルートですが、このルートの軸は「なぜリアンがパイプオルガンを弾いて、アポカリプスを引き起こすのか」という疑問を解消するお話なので、そんなに消化不良感はなかったです。
ただ、個人的に他ルートでの展開を知っていると「なぜこのルートではあちら側のルートで起きるトラブルが問題にならないのか?」というのは疑問なのですが……もしかしてあえて心を鬼にしてスルーなのか。ひとつを解決すれば大団円ってわけにはいかないですもんね。


で。だ。

リアン・イェブラム。
殴りたい男だったね……。

いや、わかるよ……。両親が亡くなり、妹が亡くなり、挙句の果てに親友まで失う。
なぜ自分だけが残されるのか。
これは、好きに生きてきた自分への罰なのだろうか。
生きてはいるものの、窒息寸前状態でピアノを奏で続けている彼にとって、たぶん恋とか愛とか友情とか、どうでもよかった。その一瞬、その時間。どこかが満たされれば、きっと誰でもなんでもよかった。

そんな刹那的な考えをする彼の横っ面をひっぱたいて、「破滅」を回避するお話というのは、テーマ的にはめっちゃ楽しかったです。
普通、パイプオルガンをどうにかしようとする(現に最初は欠けた鍵盤云々の話だった)と思うんだけど、ラチアちゃん「リアンにパイプオルガンを弾かせないようにする」ことに切り替えるんだよね。リアンの心を垣間見た結果。
私なら次のループで、真っ先にパイプオルガンぶっ壊す方法考えるけどなあ……。

まあ、100%クアトに殺されるけど。

でも、リアンルートのバッドエンドがそれが“出来ない”ことを物語っているんですよね。そこが素晴らしかった。この話では、死に戻りできないからなぁ……(違う)。いやあ、それにしてもクアトさん楽しみでしょうがなくなっちゃったじゃないですかー、ねー。

リアンにパイプオルガンを弾かせない。
ループを繰り返しながら、今まで勝手に「大人の男」だと思っていたリアンの本性を手繰り寄せて、最速で彼の懐に飛び込んでいくラチアの姿はめっちゃ男前で、ほんとあの声で、あってる???大丈夫??ってなりましたwww
お花畑……?不思議系??
そんなかわいいもんやない。
目的のためなら手段を選ばない。強かな女やで、ほんま。

一回目の飲み比べで「何杯くらい飲んだらリアンとクアトがつぶれたか」を覚えている+ウォッカ強めで入れてべろべろに酔わせて家まで送って、リアンが泥酔した隙に家探し&身体検査……とか、どんだけよwwwwww
「……さて」じゃないわ。

ただ、この後のシーンが刺さりすぎて、思わず呻きました……。
ラチアの言葉と、それに対するリアンの反応が、もうだめだった。

嘘ばかりついて、本当のことを何も話してくれなかった“前回”のリアンへの思いを、”今回“のリアンに吐き出してしまうラチア。自分の言葉が彼の心に届かないことがわかっているからこそ、虚しくてやるせなくて、目の前の「彼」に当たってしまう。“今回”の彼には身に覚えのないことばかりをぶつけられてるんだから、怒っても仕方のないことなのにね。そんなラチアに「嫌われているわけじゃないんだな」って、言うんですよねリアン。
自分のことが嫌いで、大嫌いな彼は、彼女の言葉に何を思ったんだろう。
嫌われていないと確認しておきながら、体勢を入れ替えて色っぽい雰囲気にしておきながら、自分が傷ついた顔をするんですよ。この男。

なんやねん、ほんま……!!

このシーンとつながってくるのが、クアトに鍵盤の在処を問いただしたあとのベッドでのシーンですよね。
「なんで俺が好きなんだ」
「俺じゃないほうがいいよ」
きっと、自分のことを大切にしてくれる人ほど、まっすぐに思ってくれる人ほど、こんな自分では幸せにできないって思うのでしょうね。
だって、自分を愛してくれた人はみんな、いなくなってしまったから。
だから、愛されると傷つく。
器用になんでもそつなくこなせて、女性に人気のルックスで音楽センスがあって――、天が二物も三物も与えたような男なのに、自分のことを一切評価せず、誰よりも自分のことを信用していないんですよね。
自分だけが“残されてしまった”、一生消えることのないある種の「罪悪感」というものを、こんな形で表現されているのがすごく痛い。
ただ、その、どこか自罰的な感情だったものが「真犯人」を知るやいなや、その矛先が「町」そのものに向かうってことなんですよね?そこにどうしてもひっかかってしまうのですが、この幸せな日常がどう成り立っているかが、「真犯人」を知ることによって「彼」には何かがわかってしまうからなんだろうか……と、少しもやもやした感想でとりあえず終わります。

まあなんにせよ。
CV細谷佳正がずるいんだよなあ……。

あと、後日談は(以下略)

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