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【ベルばら学園】私立ベルばら学園 ~ベルサイユのばらRe*imagination~ ルミエールB 感想 [ベルばら学園]


みなさん、こんにちは、こんばんはー!
前回からだいぶ空いてしまいました!

ずーっとオクトラ大陸の覇者やってた……。
トレサが欲しくて頑張ってたんですけど、出ないですねぇ……天井いっちゃいそうだなw

そろそろ乙女ゲームをプレイしようと取り出してきたのがこちら。



私立ベルばら学園 ~ベルサイユのばらRe*imagination~ 限定版 - Switch

私立ベルばら学園 ~ベルサイユのばらRe*imagination~ 限定版 - Switch

  • 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
  • 発売日: 2019/05/23
  • メディア: Video Game




私立ベルばら学園 です♡

サイケデリカDさんの作品ということで、プレイしようとずっと思ってたんですけど忙しくてできなかったんですよね……。
ようやく今、手に取ることができました♡めっちゃうれしいー!

最初に断っておきますけど、原作の「ベルサイユのばら」は設定くらいしか知らなくて未読なんです。最初は読んでからプレイしようかなと思ったんですが(だから余計に自分でハードルを高くしてしまったというのがありますね)、読まずにプレイして感想を残すのも面白いかな、と思って未読のままプレイしてみました。

……ちょっと不安でしたけど。
未読でも全然楽しめてます!!!

というのも、男性キャラだけでなく、女性キャラもとっても魅力的だから!!モデルとなるキャラクターが明確で、しっかりしているのもあるのでしょうね。とにかく、キャラクターたちを知りたい気持ちがわいてくるので、プレイしていて楽しいです。女性キャラがサブではなく、きちんとエンドがあるのもうなずけますね!

いろいろと設定は特殊かもしれないけれども、学園モノらしい普遍的な青春の甘酸っぱさ、キラキラした初恋が詰まっている感じで、オトメイトさんにしては珍しい作風だなと思いました。(どちらかというと、こういうテイストはネオロマ系のイメージなんです、個人的には……!)

フローチャート式で、恋愛エンドにこだわってないつくりから、ノベルADVとしての面が強いかなとは思いますが、ベルばら学園、ちゃんと乙女ゲームなんですよね。

従来の乙女ゲームみたいに、しっかり誰の好感度が上がる選択肢なのかもわかるようになってるのに、普通に山田ちゃんが誰と仲良くなるのか、山田ちゃん以外の誰と誰が仲良くなるかがわからない感じなんですよ……不思議。
ヒロインの感情がどちらへいくのがわからないのは“乙女ゲーム”の常識ではあるのですが、脇カップリングすら固定されていないっていうのは、ノルンノネット以来かも……?

その分、どのルートでどのキャラが何を思っているのかを忘れそうになるんですけどね……www

なので、早めに感想を書いておきます(‘ω’)ノ

それでは!
とりあえず、ルミエールBLANCパートのエンド感想から!

ネタバレですのでお気をつけあそばせ♡
以下からどうぞ~♡


☆真輝望エンド

とりあえず、目は治そう!?

って何度も思いましたけど、礼二が突然いなくなって、抜け殻になってしまった望さんもめちゃくちゃ切なかったし、望さんを取り戻すために、アンドレになって隣に立とうとする山田ちゃんがめちゃくちゃ健気で泣けました。

守りたかった当たり前の日常。
その尊さを、輝きを知っていたはずなのに。
それが、一瞬にしてなくなってしまった現実を受け入れられない望さん。
やっぱり、若い女の子なんだなあって思いました。彼女にとっては目の光を失う以上に、暗闇に取り残されたような感覚だったのでしょうね。

まあ正直、何度も「目は治そう!?」って思いましたけど(二回目)、ルミエールも望さんの目も礼二への想いもダメになってしまうくらいなら、ルミエールという居場所だけでも守ってあげたい……と奮起した山田ちゃんの行動は素敵だった。
あの歳ではなかなかできることではないですよね。美しいです。

ひとくくりにすれば、女性同士の恋愛、いわゆる百合エンドではありますけれども、ものすごくピュアというか、相手のことを大切に想う気持ちであふれているエンドすごく好きでした。だって触れたいとか、礼二じゃなくてこっちを見てほしいとか、山田ちゃんの自分本位な欲求はほとんど感じられないんです。このルート。
でも、間違いなく、恋愛に近い感情なんですよ。
だって山田ちゃんは「目を治して」っていわないから。ルミエールでオスカルを最後まで演じてくれって願ってしまうから。その願いすら、いじらしいじゃないですか。なんてかわいらしいんでしょう、山田ちゃん。

あと、このルートだけでは礼二がいなくなることがどうして望さんのためになるのかがわからないからつらいね……。


☆望&晶エンド

晶に抱き寄せられたり。
晶と放課後デートしたり。

晶と山田の恋が始まるのか……??

……と思ったのですが、違った。

だって晶のバイトがバレそうになったり、それを心配して、山田ちゃんと望さんが晶の手をとりながら、うわーんって泣いちゃったりするから……w(ここめっちゃかわいかった、晶、愛されてんな……)
山田ちゃんと晶が望さんをめぐる恋のライバル!という軸はもちろんあるのですが、なんとなく三角関係にもなりそうな不安定さも彷彿とさせるような描写も多かったですね。

望さんのことを想う同志として、晶と山田ちゃんがひかれあっちゃうかもしれないし(現にルートがあるもんね)、晶と演技で殴り合ってるうちに、礼二より晶にそばにいてほしいと望さんが願う未来もあるかもしれない……。まあ、望さんはまだまだ礼二のことを忘れられそうにないけれども……。

こういう想像ができるエンドってなんというか、新しいな、と思いました。
だって、乙女ゲームヒロインが攻略対象たちと、誰かをめぐって恋と演技のバトル……って……w
ベルばら学園、ほんとヒロインだけじゃなく、攻略対象のみんなが主人公で楽しい♡

☆望&礼二エンド

当たり前っちゃあ当たり前なんですけど。

お似合いやな……!!

よかったねえ……よかったねえ……。
あれぞ「尊い」という感情なのですね……。

ラストの、想いが通じあって、礼二が望さん抱き寄せるスチルとか、山田ちゃんじゃないですけど思わず「ぎゃーーー!」っていっちゃいましたもん。(むしろ山田ちゃんは言ってない)

いやー、安藤礼二、本当に望さんのこと好きなんだね……。
全身全霊をかけて、真輝望を愛してるひと。
そんなに愛せる相手を見つけた安藤礼二は幸せだし、結ばれないことがわかっていながら、想いを伝えずに永遠に愛し続けようと心に決めている、その強さもすごいね。
専属料理人なら、ずっと支え続けられるもんな……。
望さんは素敵な人だけど、基本的に素直だから、鈍感な一面もあるんですよね。調理師目指すって言ってる礼二のことを「料理の道に進むんだな!頑張れ!」っていっちゃうんだもん。そんな望さんの鈍感さすら愛してるんだろうけどさ……。

このルートではしっかり礼二が「なぜ望さんに酷い言葉を浴びせてから行方をくらませるのか」その理由がわかってすっきりしました♡
何度もいってるけど、ほんとに「目は治したほうがいい」ので、この結末が一番個人的にはしっくりきましたね。望さんのお父さんが頭を下げるのもわかるよ……。お父さん的にはこの2人が惹かれ合ってるのは知らないのかしら。そんな想像すらしないのかもね。

あと忘れちゃいけない、山田ちゃんのオスカルな!!

オスカル役を賭けて、望さんに勝負を挑むところは、アツすぎたよ……。
そして、山田ちゃんの「オスカルを演じたい」という言葉の裏にある想いをくみ取って、練習に付き合ってくれたり、支えてくれる面々……。
これぞ、絆の美しさよ……。
ルミエールとソレイユ合同公演になったところも、素敵でしたね。
生徒たちの純粋な気持ちが白鳥先生の野望に打ち勝つ、みたいなね。

オスカルverの山田ちゃん、ほんっとかっこよかったよ!!
あと、マリさんもかっこいいよね……お姫様みたいな人だけど、自分に厳しく、筋が通ってる人でほんと好きです。




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