オランピアソワレ 璃空 感想 [オランピアソワレ]
さくさく終わりますね、オラソワ。
攻略が簡単なのと、エンドが2パターンしかないからかな。
それでは。
本日は璃空のネタバレ感想になります!
以下からどうぞ~♪
璃空とオランピアの恋愛はとってもかわいらしく、一途で素敵なお話でしたね。
「青」のとあるお屋敷で魂籠の儀式をしていた舞い手に一目ぼれしてしまったオランピアが「あの方の名前はなんというのかしら!お顔が見えなかった!会ってみたい!」とそわそわ。後日、オランピアが張本人とは知らずに璃空にその舞い手について尋ねてしまう、というベタな展開は、とってもほほえましくてふふってなりましたww
あとハンバーガーのにおいにつられるだいふくにもふふってなりましたよねw
ほんっと、まるっこいフォルムがかわいい……♡
そんな微笑ましい2人のやり取りとは裏腹に。
「青」に授けられた“拔”の力を守るために「青」の子を産みやすい家系の女性と結婚しなくてはならない、次期「青」の長候補の璃空と、なんとしても「白」を増やさなければならない使命を持つオランピア。
「白」は「白」しか産めないから、「青」としては歓迎されない結婚相手なんですよね。
拔の使い手としてとても優秀な璃空は、子供にもそれが遺伝すると考えられるためになんとしても「青」の子を残さねばならないという……。
オランピアはどの「色」の男でも選べるにも関わらず、璃空は「白」だけは絶対に選べない。
次の世代のために選ばなければならない道が決まっている璃空は、オランピアとはまた違う意味で、「青」の人形なのでした。
最初はとてもまじめ……というかカタブツで、この世界の法、仕組みが世界にとって正しいと信じて、ただ忠実に職務を全うする軍人さんでした。
“当たり前”と思っていた“常識”、や“偉い人の言葉”。
自分の指針としていたものがオランピアに惹かれる過程でぼろぼろと崩れていって、やがてその醜さに気づく……というストーリーなのかと思いきや、実は自らの保身と受けた恩のせいだった、というところは純粋にお話として面白かったですね。
実は、高貴な家の出ではなく、罪人が住まう黄泉でたまたま生まれたキレイな「青」のハズシ(身分の違う男女の間に生まれた禁忌の子供)だった璃空は幼い時に秘密裏に「上」へと引き取られ、「青」の長の親族として育てられた。
その事実を彼は知っていて、「青」にはその恩もあり頭が上がらなかったんですね。
このことを公になってしまえば、拾って立派に育ててくれた珠藍大姉に迷惑をかけてしまう。
「青」の血の尊さを重んじる大姉だからね。
しかも璃空は次期「青」の長としての将来も約束されている身。
「黄泉で生まれたハズシの子」だという事実に誰も気づいてほしくないという保身の気持ちが少なからずあったと思うし、黄泉の出のくせに偉そうに軍人という仕事について「青」の次期長になろうとしていることに対してのうしろめたさもあったのかもしれない。
だから意識的に黄泉を遠ざけていた、っていうのもあるかなと思います。
強い力を持つ美しい男性は、生物としてはとても優れているはずなのにね。
でも、出自やもって生まれた色により差別されるので、社会のなかでは弱者となってしまう。
尊い色を、美しい色を求めて、同じ色同士や高貴な色同士を掛け合わせれば掛け合わせるほど。
近い血なので弱い子が生まれたり死産率が高くなるという皮肉。
逆にいろんな色が混ざり合った不出来な「色」の者ほど健康で長生きをする。
そうした遺伝のメカニズムの解明が進んでいるにも関わらず旧い考えはずっと変わらない。
璃空のルートでもその“縛り”が彼やオランピアの恋路を邪魔するわけです。
……まあオランピアは「白」しか産めないから、「青」の力の継承という点で問題となるのもわかるんだけどね。
現実的に想像しやすいお話(例えば、男の子一人っ子でその子が結婚しないと家が途絶える、みたいなことも現実的にあるからね)だったので、なかなか落としどころが難しいなあ……と思いながら眺めておりました。
最終的には「青」としての責任よりも、一人の男としての幸せをとった璃空。
そうしたいと気づくきっかけとなった事件で、叉梗が“皮膚の再生”のために何をしようとしていたのか、その一片が垣間見えてよかったです。「白」は研究のために犠牲にできないにしろ、なかなか手段をえらばないタイプの人間なんですね。うん。
玄葉ルートが楽しみだっ♪
璃空との恋愛についてですが。
「大事な友達」って璃空に言われた瞬間に恋をしていたことに気づいて、即失恋を自覚する、あの片思い真っ最中なオランピアがとってもかわいかったですね。
初恋ゆえの気持ちのアップダウンの激しさというか……。
初恋同士だからか、お互いの気持ちも確認しないまま、2人でじれったいやり取りを繰り返していたので、縁とカメリアじゃないですが「2人ともいい加減にしなよw」って気持ちになりましたけど(笑)
なんていうんですか。
鈍いわけではなくて「その気持ちを口に出すときは覚悟ができた時だ」というような生真面目さがオランピアをやきもきさせるんです。
自分なりのケジメを大事にするところであったり、相手のことを想って簡単に甘いことを口走らないところが彼の長所だと私は思うのですが、オランピアちゃん的には「早く言ってよ!」って感じですよね(笑)
すべて自分で決断して、責任を感じて解決しようとしてしまう人。
こういった振る舞いをするのは、朱砂に対するコンプレックスもあるのかな、とは思うのですが、そこもまた切ないといいますか、なんといいますか……。
ちゃんと(恋愛の)順番も守ってくれる(笑)紳士な男でしたしね、ホント。
いい男でしたよ、璃空。
あっ、でも気を遣うあまり、オランピアちゃんに謝りすぎて「その口縫うぞ」って言われてたのは笑いましたwwww
オランピアに押して、押して、押しまくられて真っ赤になる璃空もかわいいし、楽しかったです♡
攻略が簡単なのと、エンドが2パターンしかないからかな。
それでは。
本日は璃空のネタバレ感想になります!
以下からどうぞ~♪
璃空とオランピアの恋愛はとってもかわいらしく、一途で素敵なお話でしたね。
「青」のとあるお屋敷で魂籠の儀式をしていた舞い手に一目ぼれしてしまったオランピアが「あの方の名前はなんというのかしら!お顔が見えなかった!会ってみたい!」とそわそわ。後日、オランピアが張本人とは知らずに璃空にその舞い手について尋ねてしまう、というベタな展開は、とってもほほえましくてふふってなりましたww
あとハンバーガーのにおいにつられるだいふくにもふふってなりましたよねw
ほんっと、まるっこいフォルムがかわいい……♡
そんな微笑ましい2人のやり取りとは裏腹に。
「青」に授けられた“拔”の力を守るために「青」の子を産みやすい家系の女性と結婚しなくてはならない、次期「青」の長候補の璃空と、なんとしても「白」を増やさなければならない使命を持つオランピア。
「白」は「白」しか産めないから、「青」としては歓迎されない結婚相手なんですよね。
拔の使い手としてとても優秀な璃空は、子供にもそれが遺伝すると考えられるためになんとしても「青」の子を残さねばならないという……。
オランピアはどの「色」の男でも選べるにも関わらず、璃空は「白」だけは絶対に選べない。
次の世代のために選ばなければならない道が決まっている璃空は、オランピアとはまた違う意味で、「青」の人形なのでした。
最初はとてもまじめ……というかカタブツで、この世界の法、仕組みが世界にとって正しいと信じて、ただ忠実に職務を全うする軍人さんでした。
“当たり前”と思っていた“常識”、や“偉い人の言葉”。
自分の指針としていたものがオランピアに惹かれる過程でぼろぼろと崩れていって、やがてその醜さに気づく……というストーリーなのかと思いきや、実は自らの保身と受けた恩のせいだった、というところは純粋にお話として面白かったですね。
実は、高貴な家の出ではなく、罪人が住まう黄泉でたまたま生まれたキレイな「青」のハズシ(身分の違う男女の間に生まれた禁忌の子供)だった璃空は幼い時に秘密裏に「上」へと引き取られ、「青」の長の親族として育てられた。
その事実を彼は知っていて、「青」にはその恩もあり頭が上がらなかったんですね。
このことを公になってしまえば、拾って立派に育ててくれた珠藍大姉に迷惑をかけてしまう。
「青」の血の尊さを重んじる大姉だからね。
しかも璃空は次期「青」の長としての将来も約束されている身。
「黄泉で生まれたハズシの子」だという事実に誰も気づいてほしくないという保身の気持ちが少なからずあったと思うし、黄泉の出のくせに偉そうに軍人という仕事について「青」の次期長になろうとしていることに対してのうしろめたさもあったのかもしれない。
だから意識的に黄泉を遠ざけていた、っていうのもあるかなと思います。
強い力を持つ美しい男性は、生物としてはとても優れているはずなのにね。
でも、出自やもって生まれた色により差別されるので、社会のなかでは弱者となってしまう。
尊い色を、美しい色を求めて、同じ色同士や高貴な色同士を掛け合わせれば掛け合わせるほど。
近い血なので弱い子が生まれたり死産率が高くなるという皮肉。
逆にいろんな色が混ざり合った不出来な「色」の者ほど健康で長生きをする。
そうした遺伝のメカニズムの解明が進んでいるにも関わらず旧い考えはずっと変わらない。
璃空のルートでもその“縛り”が彼やオランピアの恋路を邪魔するわけです。
……まあオランピアは「白」しか産めないから、「青」の力の継承という点で問題となるのもわかるんだけどね。
現実的に想像しやすいお話(例えば、男の子一人っ子でその子が結婚しないと家が途絶える、みたいなことも現実的にあるからね)だったので、なかなか落としどころが難しいなあ……と思いながら眺めておりました。
最終的には「青」としての責任よりも、一人の男としての幸せをとった璃空。
そうしたいと気づくきっかけとなった事件で、叉梗が“皮膚の再生”のために何をしようとしていたのか、その一片が垣間見えてよかったです。「白」は研究のために犠牲にできないにしろ、なかなか手段をえらばないタイプの人間なんですね。うん。
玄葉ルートが楽しみだっ♪
璃空との恋愛についてですが。
「大事な友達」って璃空に言われた瞬間に恋をしていたことに気づいて、即失恋を自覚する、あの片思い真っ最中なオランピアがとってもかわいかったですね。
初恋ゆえの気持ちのアップダウンの激しさというか……。
初恋同士だからか、お互いの気持ちも確認しないまま、2人でじれったいやり取りを繰り返していたので、縁とカメリアじゃないですが「2人ともいい加減にしなよw」って気持ちになりましたけど(笑)
なんていうんですか。
鈍いわけではなくて「その気持ちを口に出すときは覚悟ができた時だ」というような生真面目さがオランピアをやきもきさせるんです。
自分なりのケジメを大事にするところであったり、相手のことを想って簡単に甘いことを口走らないところが彼の長所だと私は思うのですが、オランピアちゃん的には「早く言ってよ!」って感じですよね(笑)
すべて自分で決断して、責任を感じて解決しようとしてしまう人。
こういった振る舞いをするのは、朱砂に対するコンプレックスもあるのかな、とは思うのですが、そこもまた切ないといいますか、なんといいますか……。
ちゃんと(恋愛の)順番も守ってくれる(笑)紳士な男でしたしね、ホント。
いい男でしたよ、璃空。
あっ、でも気を遣うあまり、オランピアちゃんに謝りすぎて「その口縫うぞ」って言われてたのは笑いましたwwww
オランピアに押して、押して、押しまくられて真っ赤になる璃空もかわいいし、楽しかったです♡
2020-04-27 09:00
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