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軍靴をはいた猫 キティ・シェド・真相 感想 [その他乙女ゲーム]


軍猫、フルコンプしましたー!!!

うーん……。

面白いルートもあったことにはありましたが、相対的に乙女ゲームとしてはとくに何か秀でた面白さがある作品だとは思いませんでした。

なんていえばいいのでしょうか。
ファンタジーでありながらもリアリティは大事だと思うタイプではあるのですが、リアリティ貫いてるところと、ファンタジーが過ぎるところの、その塩梅が……絶妙に微妙、な感じがしました。

他作品を出して大変申し訳ないのですが印象としては「戦場の円舞曲」の逆っぽいなと。
「戦ワル」はキャラクターの恋愛描写やシーンにはリアリティがあって好きなのですが、それが展開される世界観があまりにファンタジーだった印象があります。一方、「軍猫」は和国や帝国のスタンスには人間社会に通じるものもあって好みなのですが、キャラクターに関しては若干記号的な感じを受けました。
だから、キャラクターについてあまりとくになにも印象に残ってないというのが本音かもしれない……。本筋の”種明かし”よりも、それぞれのキャラクターの印象が強く残っている「対アリ」と今作は、やっぱり全然違う作品になりましたね。

それでは。
最後に、キティ・シェド・真相、ネタバレ感想をば!!

続きからどうぞ♪







★キティ


個人的に一番よかったルートはキティ。キティ自身がおいしいポジションというのももちろんあるけれども、一番タマ姫ちゃんが恋愛してる感じがあり好みでした♪

和国のお姫様として大事に育てられてきた姫様が、作法も文化もしらない場所(船内)で、あーでもないこーでもないと奮闘しながら、自分の非力さや無力さに立ち向かう様は微笑ましかったし、それにキティが感化されていくのもとってもかわいかったですね。

あと、ほっとんどが船のなかでのことなのに、やけにこのルートは会話のテンポがいいので退屈しませんでした。キティ、ウィロウ、インクにシュバルツ……とクセの強いキャラがたくさんいるからなんですかね?(そんなことないと思う)なにせキティに惚れてからの恋する乙女な姫ちゃんが、どのルートよりもかわいい。かわいすぎる。
パン作りのくだりなど、思わず吹き出しちゃうような言い回しもあったりと読んでてとっても楽しかったです!

自分に厳しく、他人にも厳しいキティ。生い立ちであったり、置かれた立場を知れば知るほど、ウィロウが彼を信頼し、心配する理由がわかります。考えなしに城を抜け出して、自宅謹慎中のキティに会いに行くシーンが個人的にはとっても好き。姫様がばっ!!とやってきても非常に冷静なキティと、なにもせずにすごすご引き返すことになっちゃう姫様の「なにやってんだ」感が、温度差のある恋な雰囲気が出てて、素敵ですよね。ウィロウもとってもかわいい。喋り方も大好きです。出自とか地位とか、そういうもので人を判断しないところもとても好感度高いし、紳士なところもかっこいい。どっちかというと、和国猫たちやシェドよりウィロウの方が攻略したかったなー。



★シェド


びっくりした。内容なさすぎて。

姫様の父を殺した理由とかもちゃんと理由があるのかとおもいきや、「和国と帝国に諍いを起こすための火種になればと思って」ってだけだったんだもんなあ……。カタコトをあやつり、身分を商猫と偽って情報を集める……という策士っぽい雰囲気を出しておきながら、結構単細胞キャラだったんで拍子抜けしました。

単細胞なら単細胞らしく突き抜けてほしいのに、ティガー様命で従順だったり、姫様もかばったり……で彼がなにをしたいのかがさっぱりでした……。姫様を誘拐して連れまわした理由もいまいちわからない……。ティガーへのお土産っていうのはわかるけど、真相まで見るとお土産の意味もなんとなくわかるけど、シェドはタマがシロとそっくりだっていうのは知らないわけですし……。

無理やりキス、押し倒す、自分を殺させようとする……と乙女ゲーの定番シチュ3連続!がきたときには思わず吹きそうになりました。でもぶっちゃけ、姫様に殺されて当然のことしてると思うよ、それは目には目を、歯には歯を……というよりかは、情状酌量の余地が一切ないってところですかね……。なんのために屠られたんだ、王様。かわいそうに。
和国の王様はストーリーの捨て駒になり果ててしまってたように感じられました……。

シェドが死ぬか、タマが故郷をあきらめるか――罪を重ねた彼とその彼に落ちた彼女に大団円的なちゃんとしたハッピーが用意されていないのは、このブランドらしいところですよね。



★真相

このルート、いるか????

と思ったのは正直なところでした……。

この猫の世界は、神谷一颯が人類滅亡のきっかけを作った世界軸の未来の姿……ってところは、まあ「だいたいそんなところだと思った」という感じだったので別にいいのですが、ぐんねこ様がいきなり時をとめて「この世界をなかったことにするか、この世界の存在を望むかどっちか決めていいよ」っていうところがインスタントすぎやしないか?????

神谷一颯がこの世界にとってカミサマ的存在である理由はとてもよくわかったし、その意味もわかってるつもりで、プレイヤーのカミサマ観によって両方の選択肢が用意されているのは面白いとは思います。ただ、それを「ぐんねこさま」という存在がでてきて「どっちにする?」と選ばせるのではなく、彼自身がいろいろな局面で選びとった結果であってほしかったですね。

ティガーが最後勝手にいろいろと説明して、真実がわかったら「さあ、どっち!」……って。
もうなにそれ。

神谷一颯くん自身をとってもかわいくて素直で素敵な男の子だと思っていただけに、ラストがとっても残念でした……。

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