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Dance with Devils(ダンデビ) リンド・ローエン 感想 [Dance with Devils]





本日は、リンド兄さんとローエンちゃんの感想になります♡
続きからどうぞ~!





















☆立華リンド

典型的なリジェット系お兄様。

一言で表すならもうこれしかない……以上!解散!

って感じですけれども、苦しみ抜いた果てにリツカちゃんを手に入れたお兄ちゃんなので、それも可哀想ですので、きちんと感想をば。

あ。ありがちでつまんなかった、とかいう意味ではありませんからね。
もうね、安定のリジェットお兄ちゃんポジション突っ走ってくれてたので逆に安心する
(だからエイプリルフールのネタにもなるわけで……)

血がつながっていない兄妹で、さらにはダンピール(ヴァンパイアと人のハーフ、しかもヴァンパイア王の息子)というところまでアニメでやってましたので、その辺りも含めて新鮮味はやはりなかったかな、とは思いますね。
だからちょっと分が悪いかな。

彼のルートは、グリモワール云々よりもリンドがヴァンパイアとしての渇きをどうヒトの矜持を保ったまま乗り切るのか、というようなお話でしたね。
彼の精神を支える軸になるのがリツカでありながらも、リツカを遠ざけなければ傷つけてしまう、さらにはリツカをそばに置いておかなければ他の奴らに狙われる、というジレンマを抱えながら彼が悩み苦しむ様子はわからんでもないですね……。
何かひとつを諦めてしまえば楽なんでしょうけど、それがすべて「リツカを諦める」ことに繋がってしまうのが兄ちゃんの不幸ですね。

全体的に狂った愛情に映るけれども、リツカだけが彼の存在意義なので周りが何もみえなくなってしまうのも解る気がします。でもそのせいでレム様がものすごく真っ当でいいヤツに見えてくるという……兄貴損してるぜ……。

・ヒトルート

こちらは、ヴァンパイアの血に呑まれることなく、ヒトとしての強さをもって2人でヴァンパイアの王ネスタを倒し、グリモワール消滅の時まで逃げ切るお話。
リツカが自分を怖がっていると勘違いして、ずっとそのことと直面するのを恐れる兄ちゃんには「話きけよお!」とつかみかかりたくなるも、それほどまでにリツカが彼の世界を占めていることを表しているようで、うん、何とも言ってあげられないですね。

兄貴が一生懸命耐えて耐えて耐え抜いて、ようやく報われるルートですから兄ちゃんにとっては喜びもひとしおだね!そりゃウエディングエンドもらっていいよね!!!!
お幸せに!!

でも可哀想に本当にハッピーエンドらしいハッピーエンドが。

この1エンドだけ。

兄ちゃん小さい時からほんと頑張ってたのにね……(山本さんのチビリンド可愛かった♡)

何よりも驚いたのは、アズナちゃん再登場―!ってところですね(兄ちゃんぜんぶもってかれる)
ほんとうに物分かりの良い、柔軟な思考をもったいいお友達ですね……(^^)

・アクマルート

こちらはヴァンパイアの血に呑まれてしまってリンドが欲望のままに暴走するルート。
グリモワールの混ざった血を手に入れちゃって、ネスタの座を簒奪しちゃうエンドは、あれはあれで頽廃的でよかったですね。
闇のドレスを着たリツカちゃんセクシーですわ。
もう自暴自棄なプリンセスもそれはそれで一興でございます。
リンド兄さんは個人的にはもう自我を手放した方が幸せになれると思うのよ……(笑)
リツカちゃんは優しくて厳しいお兄ちゃんに戻ってほしいでしょうけど……。

もうひとつの、自我を一瞬手繰り寄せて自分を刺し妹を自分から解放するリンドも切なかったですね。
ほんと、このリンドルート、どこをどう切り取ってもリツカのこと以外を考えているリンドが探せないので、愛が重かったです……。

こういうキャラがお得意ですね、羽多野さん……わあああ。
吸血シーンはセクシーでした♡
それにしてもリンド(通常)もリンド(ダンピール)も基本的にはリツカに執着していくスタイルは変わらないので、案外一番ブレてないキャラクターなのかもしれない……ww


☆ローエン

ポメかわいいいいいいいい!!!!!!!!!!(絶叫)

アニメ見てた時は、ポメ、もといローエンに全く興味がなかったんですが。
なんとまあ。
案外レム様よりも、メインなんじゃね?というくらい設定しっかり持ってたキャラクターであたくしびっくりでした。

犬の時もアクマの時も本当にいじらしくて可愛い……!!素直じゃない!!
撫でられて嬉しいくせに!!このこのっ!
しかも犬型の時あんなにひとなつっこそうなポメの姿のくせに、お高くとまってるからもう、超かわいいいいい!!!
驚いたり、予想外の答えが返ってきたときに声が裏返るローエンもすっごく可愛いんですよね……♡

ケルベロス一族の最後の生き残りであるローエンは、彼の命の恩人である前魔王マキシスの復活のため、アーロンド家に身をおきながら秘密裏にグリモワールを求めてきました。
ようやくたどり着いたその鍵となる少女リツカ。レムたちを出し抜くようにして彼はリツカの母親を助け出すことを条件に、ローエン以外は退けることをリツカに約束させます。
グリモワールを取り出す方法が、リツカの死を意味することを知っているローエンは、情を移さないように努力するものの、無邪気な笑顔を見せたり、ローエンに対する信頼を見せるリツカにだんだんと絆されていきます。
やがて彼は、マキシスの復活を望むのか、それともリツカの生存を望むのかの選択に悩むようになっていきます。

・ヒトルート

こちらは、マキシスの遺言が「(自分の復活のために)グリモワールを探せ」という意味ではなく、「(グリモワールである)娘を探し守れ」という意味であったことが明かされるルート。

魔界だけでは飽き足らず、どこかにあるといわれる偉大なる力グリモワールを手に入れようと人間界に下りたマキシスがそこで手に入れたのは、最愛の妻とその子供でした。アクマとヒトの子である娘の輝く心臓を見たマキシスは、それこそがグリモワールだと理解します。しかし、それを手に入れるために娘の命を散らすなど考えられないほどに、マキシスは妻と子を愛していました。彼は、幸せな日常の中でやがて魔力を失い、その隙をアーロンド当主に討たれてしまうという、なんだかハートフルストーリーが展開されます。

リツカのじいちゃんがアクマだとバレた旦那を魔界へ追いやらなければ、案外この家族もっと幸せだったんじゃなかろうか、とは思うんですけど、じいちゃんはその辺頭カタかったんですねえ……ダンピールであるリンドは受け入れたのに。その辺りが若干もやっとしますが……。
仲睦まじい夫婦、しかも子供までいて、魔力すら失いつつあったのなら、受け入れてやってもよかっただろうに。

と、まあそんなマキシス様(ジョージさんの声むっちゃかっこいい)のお話はおいといてローエンですよ。

よかったじゃないか!!!!!

と肩をばしばし叩きたくなるヒトルートでしたね!
約束にヘンに律儀というか、アクマのくせに生真面目なローエンだからこそ、リツカの母親から真実を告げられた時に、目を泳がせおろおろしながら飛び出していってしまうところは、ほんとうにかわいい

もはやリツカの旦那になるのは決まってたんだよ!!といいたくなるくらいどストレートなお話でした(*´ω`*)
いいですよね、こういう主従も好きです。王様の側近がお姫様と恋に落ちちゃう、みたいな王道ね。
ずっと信じ続けてきたマキシス様の片鱗をリツカに感じ取りながら恋に落ちていく感じがたまらなかったです。

・アクマルート

こちらはエクソシスト協会にアズナを殺されて、その憎しみから生きることを諦め復讐を誓ったリツカがグリモワールと一体化するというルート。

魔王リツカの誕生でございます。

死ぬ気になればなんだってできるってやつですね。
そうしてキレちゃったリツカちゃんに、「リツカ様のお傍にいます、永遠に」とささやくローエンもとっても甘美でしたわあ。
こういった結末を迎える娘を受け入れられるのもマキシスがアクマである所以かなとは思いましたね。こちらは面白いくらいに「もう私にはローエンしかいないの」とローエンに執着していくリツカが素敵でした。
そうよね、やさしさからくる嘘を否定するわけじゃないんだけど、ある意味で彼女に嘘をつかなかったのはローエンだけですからね。そういうところを愛したくなる気持ちはすごくわかりました。

リツカが死んでしまう方もありがちなんだけど好きですね。
死んでなお何度も彼女の誕生日を祝おうとするローエンの閉ざされた世界は切ないですねえ。

余談ですが、ポメの時の山本さんの声ほんっとに可愛かったです♡
相変わらずレム様がお優しくて気になる……ので次はレム様いきます♡




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