SSブログ

DIABOLIK LOVERS MORE, BLOOD 逆巻さんち 感想 [DIABOLIK LOVERS]





もあぶら、フルコンプです。


……つ、疲れました……。
10人……10人はやっぱぶっ続けプレイは……しんどい……。
ノルンの9人よりも1人多いもんなあ……。
かといって、私にとってはノルンみたいに無駄なことをあーだこーだ考えながら、何週間もスルメみたいに楽しめるもんでもなかったし(個人的に合う、合わないの問題なのですが)

これからプレイされる方にオススメなのは。
無神でも逆巻でも、一番お気に入りだったり、気になる子からいった方がいい、と思います。

前作はそんなことなかったのに、今回はかなり展開が金太郎飴なので(2作目だからしょうがないとは思うのですが)好きなキャラを最初にやった方が展開読めなくて楽しめると思います(*^^*)

こちらは2作目のため、総評を書く予定はないので、軽くそういうモノをここに。


やはりどうしても2作目だなあ……という印象。

逆巻家、無神家で展開は違うものの、基本的に1つの「流れ」に沿って相手が変わるだけで10人分……というのは正直キツかったです。
フルコンプ派じゃない方は楽しめると思いますね!
無印で好きなキャラ+無神、ならそんなに飽きずに楽しめると思います。

あと、吸血シーンをこれでもか!というくらい堪能したい方はオススメ。
ワケあって、年齢制限系のゲームに手を出せない、けどあのお方の艶ボイスは聴いてみたい、という不純な動機をお持ちの方にも、ものすごいオススメです。

今回若干しんどく感じてしまうのは、おそらく、逆巻兄弟のうちの誰ともと、1作目で結ばれていない状態、からスタートする点だと思います。
このディスクからプレイしても楽しめるように、という配慮なのでしょうが、どのルートも前作で散々悩んだり、苦しんできたことをおさらいしつつ、ユイを「特別」な存在と認めていくお話なので、どうしても「もうその辺はいいから……」といいたくなる部分もたくさんありましたね。

これ、完全に「逆巻家ご子息の花嫁」状態からの無神兄弟との取り合い合戦なら、もっと個人的に面白かったと思います。まあそうするなら無神兄弟の設定から覆さなければならないのですが。

ヴァンパイア、という設定だから許されてきたであろう、吸血プレイのマニアックさ、アブノーマルさが、今回は全体的にマイルド。
盛りのついた雌猫、とやたらと形容されてしまうユイちゃんですが、こちらから言わせれば。

今回ヴァンパイア全員が発情期の雄猫だと思いました(爆笑)

エンドについて。
3パターンありますが、基本的にストーリーパートの流れが、ヴァンパイアエンド(ハッピーエンド)を想定して作られているので、マンサーヴァントエンド、ブルートエンドの唐突さったらないですね(笑)
作り、システム上しょうがないのでしょうけれども、もうちょっとそれなら分岐早めでエンド長め、の方が自然かもしれないなあと個人的には思いました。

まあ、疲れたけど、途中飽きてきたけど。
ツッコミながら楽しくプレイさせていただきました(*´ω`*)

やはり大した内容はないので(というか逆巻は特に)
さっくり全員感想いきたいと思います。








逆巻家のテーマは「アダムの覚醒」。

どのルートも、無神家がカールハインツの思惑通りに(なのか?)当て馬となり(たまにその役割から逸脱しつつも)逆巻家の兄弟(アダム)とユイ(イヴ)の間に愛を芽生えさせる、という「流れ」です。アダムの覚醒が始まると、「のどの渇き」に苛まれる攻略対象たち。意味も分からず、ユイちゃんの血が欲しくて欲しくてたまらなくなって、その中で彼らの中で「ユイ」の認識を見つめ直していく……というのがだいたいの展開ですね。

……というか、おおむね全員が。

お前はエサだ。
それ以上でもそれ以下でもない。
だから俺(僕・私)の「特別」だなんて認めない!!

ってことを、延々と繰り返しておられます。
キレ方とか、自分のコントロールの仕方は、キャラによって違いますが、この根本的な部分がみんな一緒なので、ちょっと6人分コレは疲れましたね……。



☆逆巻アヤト


簡単に言えば……。

痴話ゲンカ?????(笑)

アヤトに対してはユイちゃんは基本的に負けてないので(笑)
こんなイメージになるのかもしれませんね。

お前はエサだ!ならちゃんと私の目を見ていってよ!うるさい!(がぶっ)
首を出せ!私はアヤトくんがそれでも好きだよ(涙)うるさいうるさい!(がぶっ)

みたいな……そんな感じですよね(なんて適当だ……)

彼は相変わらずトんでてよかった。さすが母親殺した張本人です。
ユイをエサだ、と自分に思い込ませるようにして、血を吸いまくるアヤトにはちょっとぐっときましたね。アヤトはこれくらいヤっちゃってる方が、彼らしくて素敵でした。

えらく今回もたこ焼きにこだわっておられましたね。
筆使ったプレイもちょっと面白かったです。
あと、ルキがこのルートは当て馬なのですが、非常にルキが私の想像通りのルキで素敵でした。
これぞまさに参謀系。


☆逆巻ライト


ライトが愛に目覚めた……?!

衝撃的でした。
私は彼の享楽的な部分が結構キライじゃなかったので、普通に「他人に奪われること」に嫉妬しはじめ、快楽=愛だと単純に認められなくなっていくライトに、ちょっぴりがっかりです(笑)
ライトに求めているのはソコじゃなかったので……www
あっ……ごめんなさいww

でも、このルートは一番、なんでユイちゃんそんなにライトにこだわる???
と首をかしげてしまいますね。
コウもいってましたが「あんな変態どこがいいの?」です(笑)
しかもかなり今回拗らせた変態なので、フツーの変態(ってなんだ)と訳が違う。

もっと身体の繋がりからライトに依存していくユイちゃんが描かれていればそれはそれで、味が出たように思いますが、普通の精神状態であれば、いまいち……なあ。
真性のドMなんだなあ……ユイちゃんって……。
ってくらいしか感想が思い浮かばず。


☆逆巻カナト


カルシウム足りてないなあ……(笑)

と思わずつぶやいてしまう程、ヒステリーに磨きがかかっている今作のカナトくんでした。
というか、ほとんどのシーン、シチュエーションで怒ってるので、あんまり状況を楽しんでいるカナトくんが見られないからか、その落差を楽しみたいのに楽しめないもどかしさを感じてしまいましたww

しかし、カナトルートはアズサとの絡みがとっても面白かったです。
テディを焼却炉に放り込むアズサ、ガチでアズサを殺しにかかるカナトなど、彼らが本気なのが伝わってきてすごく興味深かったです。
アズサはアダムとイヴの身代わりとなって死してもなお、カナトの障害になるところとか(マンサーヴァント)たまらなくおいしかったですね。

梶さんのスカボロー・フェアが聴けたところは素敵でした。
前作、確かなんで歌声ないのーってがっかりした覚えがあったので……。

いやあしかし。
何故、あなたの体は死んだら血を巡らせることは出来ないんですか!って激怒されたところは、ほんとカナトくん(別名:理不尽)でしたね。

むりにきまってるやん。


☆逆巻スバル


最初っからなんかラブラブなんでびっくりしました……?(笑)

前作やってるともうスバルの「俺に近づくな!」「うるせぇ!黙ってろ!」にこちらは「またまたあ( *´艸`)」とスバルの背中をばしばし叩きたい衝動に駆られます。

今回はストイックさは半減。(まあ設定的にしょうがない)
壮絶な過去を持つコウに当てられて、お坊ちゃん的な「甘え」が残る自分、さらにそれを自覚してイライラするところも結構面白かったです。
彼の場合は最もウケたのは、エクスタシーエピローグでしたね。

ホラ見てみろよ……。
コウとスバルの向こうに、あんなに綺麗な夕日が見えるぜ……!!

不良が友情を築く、テンプレのようなシーンに大爆笑。
ぶっきらぼうに手を出すスバルがもうなんとも……wwwww

あのシーンからのブルート、マンサーヴァントはちょっとひどすぎるような気がしましたね(笑)俺たち友達になれそうだよな、的な流れから、殺し殺され……というのはちょっとねえ、ムリヤリだよねえ。

相変わらず近藤さんの叫び声、啜り声?は素敵でしたわあ。


☆逆巻レイジ


レイジさんはこの中で唯一「逆巻を滅ぼしたい」という野望を持つ人間です。
……だから、ルキに近づいて(彼らの目的はわかっていないのに)無神家側につくのですが、その辺がいまいちようわからん状態になっていたのが惜しかったですね。

レイジさん何がしたかったん(´_ゝ`)?

無神家に、ユイちゃん自慢しにいったん??みたいな(笑)
基本的に、なんとなく「若干のツメの甘さ」がレイジさんにはあるので(そこが魅力なのだと思うのですが)その点は健在でうれしかったですね。
相変わらず小さいことと過去(主にシュウ)に拘るヴァンパイアだのうwww

私は前作のドMに成り下がるレイジさんが割と気に入っているので(笑)今回はまともに結構ユイちゃんを彼なりに大切にして、ユイちゃんを失わないために彼なりに努力していて、フツーに「素敵メガネ」でした。
レイジさんに関して言えば、ユーマ&シュウに関連するイベントやエンドで、その鬼畜さを発揮しているところが好きでしたね。
シュウと和解しちゃうレイジさんなんてみたくない。
シュウの右腕に収まって良しとするレイジさんなんて、みたくないんですうー。


☆逆巻シュウ


ダル男がものすごい今回やる気を見せてた。
……前作と比べると吸血量がだいぶ増えたんじゃないでしょうか?
鳥海さんお疲れ様です。

正直、もうちょっと……もったいぶってほしかったなあと思いましたね。
シュウだけに。
かなりがっついてたんで、キャラ崩壊しかねないような気がしました。
飢え、渇きが始まって、敢えてユーマ(エドガーの頃の罪悪感も相まって)にユイを渡すところはシュウらしくてよかったのですが、そこからの展開が不完全燃焼でしたね。

だって、ユーマ、いいヤツすぎる(笑)

無神に託された目的を知ってか知らずかわかりませんが、それにしても、なあ。
もうちょっといろいろ、やっちゃってもいいのよ???(笑)
とユーマを応援したくなりました。

レイジさんがシュウに助け船を出してるところもちょっと気に食わなかったかな……。
やっぱり彼はシュウにとって永遠の「足枷」であるべきだと思うのですよね。




nice!(1)  コメント(2) 

nice! 1

コメント 2

玲夏

こんばんはー^^
カナトがなかなか進まなくてしばらく…いや、かなり途中から放棄していたモアブラ、やっと本腰入れて残り攻略し始めたのが先週くらい…

やっと逆巻家全員終わりましたー!
私は逆巻と無神をほぼ交互に(個人的に決めた順番の都合により3つ子は例外…)やっているので逆巻家を終わらせるのに時間がかかってしまいました…

どちらも末っ子からやろう!と思って…まあ近藤さんで初めて櫻井さんで終わらせようと思った結果そうなったんですが^^;

スバル→アズサ→ライト→カナト→アヤト→ユーマ→レイジ→コウ→シュウ→ルキ(これから)

という順番で攻略ですw

複数人数攻略はネオロマで慣れていたはずなんですが…サクサク進めることができるシステムでもやっぱり疲れましたね…

私も個人的にはシチュエーションパートが…途中でだる…(ry

ストーリーパートはなんだかんだで時間の流れに沿っているのに、シチュエーションパートが独立し過ぎていて…何名かはストーリーパートに絡んだシチュエーションもあったような気はしますが…吸血され過ぎて疲れ…(ry

ライトが乙女ゲームしているのには私もかなりびっくりでした^^;
コウの言う通り、なぜライトにこだわるのか…私にも分かりかねたのですが…
個人的にライトは見ているのが面白いのであって直接関わるのはちょっと…と思っているせいもあるかもしれませんが。

同じコウが当て馬でも、スバルの時は分かりやすいくらいにユイちゃんうろたえていたのに、ライトに関しては「どこがいいのか本当に分からない」って…
じゃあライトじゃなくてもいいんじゃ…と…いや、そうしたら√の意味ないんですがね^^;

しかし、あれだけほぼ全員が乙女ゲーム化している中、カナトはさすがにぶれないなとw
いや、ぶれたらそれで問題な気もするのですが…

レイジさん√は…シュウさんがいいお兄ちゃん過ぎて…!
個人的にルキに完膚なきまでに頭脳戦で打ちのめされてしまえばいいのに…とルキに負かされるレイジさんが見てみたい、と思っていた私はレイジさんに対して歪みはじめたなと(苦笑)いや、レイジさん嫌いではないんですが、どうやってもルキには勝てない気がしていて…そう思ってみるとルキとの会話がルキに対して優位に立っているように思っているレイジさんが滑稽…(ry

そんなこと思っててもレイジさん嫌いなわけじゃないんです!(何をムキに力説する必要があるのか/苦笑)

ただ、まさかレイジさんがあんなにラブラブのバカップルになるとは思っていなかったので正直びっくりしましたが^^;

前回は後半、ほぼコーデリアだったせいもあるのですが…
ユイちゃんを頑張って救い出そうとしているのを考えれば今回のもまあ意外ではないのかもしれないのですが、まさかシュウさんの右腕におさまることになるとは想像もしなかったです^^;

シュウさん√は先ほど終わらせたばかりなのですが…
レイジさんがまさかのシュウさんの後押しなんて、私も( ゚д゚)ポカーン
(つд⊂)ゴシゴシ→(;゚ Д゚)
となりましたw

絶対何か企んでる!と思ったもののこれヴァンパイアエンドだしな…と。
ユイちゃんに危険が迫っていることを教えたのも、何か企んでいて、バッドへのフラグかと思っていたのですが…
マンサーヴァントとブルートがあれだとエクスタシーラストのレイジさんのあれは本当にただの後押し…というかヴァンパイアエンドへのフラグだったのかと思うと…
(つд⊂)ゴシゴシ→(;゚ Д゚)
となりますねw

だってユーマ√でもあんななのに…!前回のシュウさん√であんななのに…!

スバルに関しては…基本的にスバル好きなので個人的主観入りまくりになりそうなので、やめておきますw
コウ√ですらスバルにおちた私なので(苦笑)
スバルとコウの屋上での殴り合いには吹きましたがw

個人的に色々と楽しかったのはやっぱりスバル√でしたw
萌えポイントと青春の1ページとw
↑スバル好きならではの部分もありますが^^;

モアブラで今回、新しいなーと思ったのと同時にゾッとしたのは、ユイちゃんのヤンデレエンドでしょうか…アヤトとコウのマンサーヴァントとシュウさんのブルートは、まさかユイちゃんヤンデレエンドが待っているとは思っていなかったです。
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
となりました…

今のところ√やってだいぶ印象が変わったのはアズサなのですが、ただのヤンデレ系じゃなかったところとか、割とアズサ好きですねー
傷つけ、傷つけられは出来ればご遠慮願いたいのですが…アズサのアイデンティティでもあるので…まあ…うん。という感じですが(苦笑)

残すところルキだけになりました!
ルキが終わった頃に無神家感想の方に顔を出させていただくかと思うのでその時は懲りずに相手してやってください^^;

ルキは…個人的に直撃の櫻井ボイスというだけで満足している部分があるのですが…
あのトーンであのしゃべりの櫻井さんボイスがとにかく好みなのです!←だからなんだ

キャラは…どうなることやら…アヤト√とかほかの無神兄弟√だとかなり好みなんですが…

無神家、逆巻家√とか他兄弟√だと、だいたいどれもいい役回りしているのですが、直接絡むと面倒な方々ばかりなので…汗
by 玲夏 (2014-06-27 23:56) 

あかり


すみませんー!!
乙女ゲーム最近やってないせいで、完全のブログ放置でした(笑)
ディアラバへの愛(と鞭)あるコメントありがとうございますー!!

うん、玲夏さんの場合スバルたんは冷静にみれない……わかってた☆
でも、私もディアラバではスバル最愛なので、とってもよくわかりますー!!!

もあぶらのスバルは「もうwwwスバルたんったら☆」っていうスタンスであのツンツン、暴れん坊な感じを見てたので、もうラブラブじゃん、何を迷う必要があるのスバルたん、みたいな感じで遊んでしまってwww

まあとにかく、コウちゃんとの友情物語は可笑しかったですよねwww
もうシリアスなんだかギャグなんだかwwww

一人一人の丁寧な感想に、もう玲夏さんのコメントを私の雑な記事と差し替えたいくらいですwww

カナトが乙女ゲームしてない、っていうのはさすがにカナトでしたね!
でも、今回若干ただのヒステリーになってて怖さが半減してた気がしました。
プレイヤーが慣れたっていうのもあるのかもしれないですが、ずーっとキーキーいってるとうすら怖い、って感じがでないですよね。

あと、ユイちゃんがヤンデレ化していたエンドは確かに新鮮でしたね。
ディアラバではあまりみないパターンというか。
リジェットの他作品では結構ああいうの多いんですけど……。

あとレイジさんのルートによってキャラがブレブレなところは私ももう……wwww
彼にはいつまででもシュウを恨んでてほしいし、若干ツメが甘い策士であってほしいんですよね(笑)ルキも無神ルートだとなかなか参謀チックなのに本ルートがねwwww

私は結構無神さんちのお子さんたちの中では、コウとアズサがスキです。
アズサに関してはどこまでいいってもダークなのが気に入ってますね。
あとテディぶん投げたのとwww

コウちゃんはなかなか味のあるキャラだった気がします。
コンシューマーなのであんまり深くはかかれていないけれど、彼の人生はぞわっとするような感じの恐ろしさを抱えていますよね。
ユーマやアズサの半生よりも、精神衛生的な意味で重いです。
その辺がキャラの性格にもしっかりでてて面白かったですね(*´ω`)

一番モアブラでブレてなかったのは、やっぱりアヤトな気がします。
たぶん打算とか、欲とか。
そういうものから一番解放されてイカれてるのはアヤトな気がするんですよね……。
カナトとかライトがクローズアップされがちですが、彼が最も「何も考えていない」「衝動のみで生きている」感じがして、もっともモンスターっぽくて面白いです。
それに、アヤトにだけはユイちゃんつっかかっていくので、その点を結構好きです☆

では続きは「無神さんち編」でー('ω')ノ


by あかり (2014-07-03 11:26) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。