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ガーネット・クレイドル 理人(リヒト)・サーリヤ感想 [その他オトメイト作品]



ガーネットクレイドル、無事フルコンプー!

なんだか、結局最後まで終わっても……「???」と、一体なんのお話だったのか、わかったようなわかんなかったような……なのですが!

抽象的なシーンが、多いせいでしょうね。
ある程度、ざあっと説明してあるのですが、細かいとこまでは教えてくれないキャラクターたち(笑)

しかし、「夢」をテーマとしている作品の雰囲気にはあっているかなあ。
あんまり深く突き詰めすぎないようにした方が楽しめますね♪

しかし、恋愛描写はとても素敵でした。
甘く、切なく。

「初恋」の甘酸っぱさが、ぎっしり、柘榴の実のように詰まった作品でした!

好きキャラらんきーんぐ、ですが。

トーヤ>サーリヤ=リヒト>キイチ>ナスル

って感じかなあ。

えっサーリヤでしょ、って自分でも思うんだけど、なぜかトーヤが一番萌えたので(笑)


それでは、理人&サーリヤ感想いっきまーす☆
☆西蓮寺理人(リヒト)


突き詰めて考えてみれば……。
というか、平たく言えば、かな?

ツメの甘い暗躍者……といったところかしら(笑)

まあそこが、リヒトさんのかわいらしいところであります!

エマさんが言っていた「恋愛に長けたもののようでいて、邪魔者排除という手段にすぐ訴えようとする」だったかな?
ものすごく言い得て妙でしたね(笑)

本当は俺、余裕ないんだ。
君がいなきゃだめなんだ。
君に愛してほしくて、愛してほしくて、俺にはそれしかなくて。
でも君が俺を選んでくれなくて。
なんで俺じゃだめなんだよ。
君はずっとずっと昔から俺だけの「お姫様」だったはずなのに!!!!

という、このぐるぐるぐるぐる回る思考を抱えながら、あの余裕ぶった笑みを浮かべてるのかと思うと……ちょっとばかりドSな心がむくっと起き上がってきちゃいます(^u^)
その上に、肝心な時に、臆病者っていうねww

可愛いなぁ、リヒトさんも。

理人さんは、実は優秀な夢術士でした。
まだ子供だった頃、「ミフターフ」という夢世界に迷い込んできた名前も知らないヒロインと出会い、「王子様」と「お姫様」としてした「約束」をずっとずっと今まで抱えてきた人です。
でも、「学園」で再会した彼女はそのことをまったく覚えていない……という設定でした。

サーリヤを敵視する理由がようやくわかりましたね。
彼がずっと言っていた、君がアズラ・サヤラーンだから好きなんじゃない、君だから好きなんだ、という理由。彼は王位やミフターフという世界にこだわっているのではなく(私の解釈間違ってたらごめんなさいだけど)美紅ちゃんが姫巫女「アズラ・サヤラーン」に選定されるということを知って、王子まで上り詰めた人、なんですね。

……王子になるまでに、それはもういろんなことやってきたんだろうな……(ぼそっ)

……ということは、まてよ。
夢で出会った名前も知らない少女に一目ぼれして、勝手に「僕のお姫様」と認識、それからずっとずっと彼女だけを……って。

……ストーk(以下略)

夢までついてくるよ!?
眠っても逃げられないとか、超怖い!!!!(笑)

とか思ったのは冗談ですよww
リヒトさん……それほどまでに強く「君が僕のお姫様!」って思った理由がよくわかりませんが……まあでも、そこまで想ったお姫様のためにサーリヤという「アミール」を用意された……なんて知ったら、もう発狂もんですよね、わかります(笑)

そう考えると、他ルートでまさかお前が僕のお姫様をさらっていくなんて……許せん!!!!(怒)ってなるのは、ものすごくわかりました(笑)


このルートは両方の世界で攻略対象に自覚があるため、理人とリヒト王子がしっかりつながっていましたね。リヒトがヒロイン一筋なのはもう揺らがないので、単調になるのかなあと思いきや、ヒロインがリヒトの愛情に半信半疑という感じで、「これは恋なの?でも信じてもいいの?彼の胸に飛び込んで後悔しないの?」という気持ちの揺らぎがあって面白かったです。

あの、図書室でのキスシーンが好き。

好きかまだわからないという煮え切らない彼女に対して、「早く好きになってよ」って焦ってキスするリヒトさん。攻めているにも関わらず、どこか懇願するような雰囲気がとってもいいなあ……って。

あとは林檎をかじって夢に落ちよう、っていうシーンですかね。
あのシーン、すごくきれいですよね……。
いまいち、ぴんとはこないんだけど……(え?)
各シーンの美しさは、リヒトさんがダントツだったような気がいたします!!!



☆サーリヤ


さて、満を持してのご登場!
われらがメインヒーロー、サーリヤ様。

なんだろう……簡単にいってしまえば(いってしまったらいけない気がするけど)ケンカップル。
でも、サーリヤの立ち位置を知ると、その「喧嘩」がものすごく愛おしく、切ないものになるという……。

サーリヤはこの「ミフターフ」を作ったイブリースとサヤラーンの子供です。
夢魔と人間の半妖である存在であるため、「ミフターフ」が終焉を迎えてしまうと、人間の世界である「現実」でも、夢魔の住む世界である「夢」にもいられなくなり、虚無へとかえってしまいます。
しかし、ミフターフを存続するには、アズラ・サヤラーン(人間の純粋な精神を持つ少女の記憶を奪い、現実に永遠の眠りへ導き、夢の世界へととどまらせる)という生贄が必要であり、そのアズラ・サヤラーンは、ヒロインだという事実……!!

しかも血がつながっているからなのか、たびたびお父さんに体乗っ取られて、アズラ・サヤラーンを強引に導こうとしちゃったり、それに酷くサーリヤ自身が傷ついたり……としながら、サーリヤがヒロインを自分から遠ざけようとするも。もうヒロインはサーリヤしか見えなくなっていて……というお話ですね。

世界をとるか、愛する人をとるか。

ベタっちゃベタだけど、こういうの大好物なので……!!!
両方とも選べないまま、ヒロインを現実へ返してしまうBADエンドがものすごく好きです……!!

お前のために俺はこの「世界」で最後の「嘘」をつこう。
お前を愛しては、いなかった――。

でしたっけ……!??

うわああんサーリヤー!!!!
消えちゃやだよおおおお!!!!

ってなりました(涙)
あそこのスチルといい、キスシーンといい……ちょっと泣けた!(うるっ)
だって立花さんのお声が切ないんだもの。

そっか……できるだけ情が移らないように、愛さないように、愛されないようにしてた、ってことなんだなぁ……としみじみ。

恋はするものじゃない。
落ちるものだ。

というのを体現するかのようなルートなのですね!!

「怒っててもいいから、私を見てよ」
と、どこかで美紅ちゃんが言うのですが、もうまさにそれを表してます。

あなたが私を嫌っててもいい。
その双眸に私を映して。

ああ、これぞ「恋」だなあなんて思うのです。


で。

ベストエンドは、この「ガーネットクレイドル」のエンドにぴったりな演出でした。
ミフターフという鎖を断ち切って「あなた」という居場所をみつける。
狭間の世界で、柘榴の木のふもとに倒れているサーリヤを見つけて、キスをするシーンは……なんとなく、あれ、思い出しました。
FF8のスコールとリノア。

うーん、彼にしかEDロールがないのも頷ける!
真のEDですね。
でもこれみちゃうと、ほんと、他ルートのサーリヤも救ってあげたくなっちゃうよう、うるる。

ぶっちゃけEDロール後の現実での再会シーンはあんまいらないような気がしたんだけど(だって、サーリヤは、エキゾチックな王子様であってこそのサーリヤだと思うのでww)ちゃんと、幸せになれてよかったです。うん!

ほんと、サーリヤのルートって、柘榴といい、お菓子といい、チャイといい……。
二人の恋を彩るアイテムが可愛くって綺麗で甘そうで、素敵でした。
立花さんの歌う切ない挿入歌も素敵だったし……!!
ファラーシャもカワイイし……!(結局何者かいまいち謎だけど)

相対的に面白かったです☆
さーて、楽園男子まで、ゲームはおやすみだぞ~♪

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