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十三支演義~偃月三国伝~ 張遼感想 [その他オトメイト作品]



夏候惇ルート、本格的に入る前に、張遼ちゃんルート感想かいときます…!
…忘れそうww
微妙に…微妙に攻略キャラによって流れが変わっていくので(そこは素敵!)
砂のように記憶が…零れおちてゆくのですよww
時間とともにww
…年齢とともに…(涙)


十三支演義、全体的に丁寧な…お仕事!
とっても遊んでて好感が持てます…!!
スチルはキレイ!
シナリオも綺麗にまとまってるし、周回プレイで、いろんな側面から共通ルートが見れますし、丁寧だし。
個人的に三国志演義にまったく明るくありませんので、(三国って魏・蜀・呉だよね、レベルww)原作…というか古典的な先入観はないので、そういうのが気にならず楽しめました☆

…しかし、これこんだけ登場人物が多いと…、いくらインストールしてても、キャラが入れ替わり立ち替わりする時のロード時間が、ものっすごいまどろっこしいですね…(涙)
エルクローネ思い出した…。
PSPの限界…ww
PCはその点…やっぱその辺がさっくさくと進むからいいなぁ…!!
バグとか問題点もあるけど…(涙)

…しかし。
これ華ヤカ…とか無理な人、無理でしょうねww
猫族…蔑まれすぎ!!

最初っから、人間扱いされてない(まあ、ヒロインだけじゃないけど)っていうのは、耐えられない方には耐えられないかも??私は基本Mっ子なので、…というか、ここまで虚仮下ろしておきながら、最終的にはデレんだろ?あんたたちー!みたいなスタンスで遊んでるからね☆

ショートストーリーを選択していく「桃園システム」が若干、選べる物語がだんだん増えすぎて、もうカーソル移動がしちめんどくさいよ!!とは思いますが…もうこれだけキャラがいるとしょうがないですよね…、いろんなサイドストーリーとかキャラ同士絡むエピソードも必要だし!!

…それでは、とりあえず張遼、感想いきます!





まず最初に思ったのは…。
このゲーム、女、最強じゃないかwww

呂布といい、関羽といい…!!!!
曹操とか夏候惇とか、主に董卓とか袁術とかww…大丈夫か!!
…しっかりしろぉ!メンズ!!

あと…呂布の沢城さんももう、とっても色っぽくて素敵だったけど…。
個人的には…関羽…フルボイスで沢城さんにしてほしい…wwwとわがままをいってみる♪

いや、別に沢城さんなんて高望みはしませんが、これ、関羽にもボイス欲しいなぁ…と思ったのは私だけ?!

こういう華やかな戦乙女には、…ぜひ女性が聴いてても、かっこよくて、でもかわいい…そんなボイスがついてたら…より萌えたかなー!とか思っちゃいました!


…で、張遼ちゃんだった。
忘れてた(忘れちゃダメ)


まず簡単に、共通ルートのお話を。

「十二支に入れない」ほど低俗な種族、猫族の主人公関羽と、その仲間たちが、ひっそりと静かに暮らしていた山奥の村を曹操に暴かれ、やがて時代の波に飲み込まれていく様がつづられています。
種族の長である劉備を人質にとられ、最初は黄巾賊を討つために駆り出され、次は、漢帝国に謀反した董卓を討つために駆り出され…とだんだんエスカレートしていきます。
しかし、ある作戦のさなか、曹操が重傷を負い、ひとまず自由の身になった猫族一行は自身の村に戻りましたが…そこにあるのは焼けただれた村のみでした。

張遼は、董卓将軍配下、呂布の側近(っていうか身の回りのお世話役w)です。
柔らかい物腰、優しい声色で話すその振る舞いからは考えられないほど、戦場に身をうつすと「呂布の命令どおり」に、その蛇腹剣を、微笑んだ表情ひとつかえることなく、ふるいます。

彼を少しずつ知っていくと、いわゆる「乙女ゲーマー」のみなさんなら。
読めると思いますww

・脅迫観念のように、「呂布の命令」に従う彼。
・子供の頃など、過去についてきくと、まるでおかしなことをきいたかのような顔をする。
・自分に「人間らしさ」がない、という。
・ごはん食べない。
・寝てない。

…うん、でもわかってても。
わかってても、こういうキャラ私は好きなんですよね。

あの妙にとぼけた…ひょうひょうとした…遊佐さんのおしゃべりの仕方も、…すごくヒントになるといいますかww
偵察にきてるくせに、ひょっこり現れて「こんにちは、お元気ですか?」とかいっっちゃうあたりとか、結構大変な時にも出てきて「最近いかがですか?」みたいなww

いや、全然よくないからww

最初はとっても機械的なんですよね、優しい、んですけど、どこか心がない感じで。
なんにも想像してなかったころは私、なんとなく「ロボットっぽいなー」とか(世界観無視すぎる想像です)思いました。
それがだんだん。少しずつ言い淀むようになったり、訂正を加えだしたり。
…最後の方には、その迷いが行動や、剣にも現れはじめます。
その…なんというか、顕著ですが、自然な変化がすごく素敵でした。

張遼ルートでは村を失った猫族に手を貸すのは、呂布です。
董卓を説得し、遷都した先の長安に猫族をかくまう呂布。しかし、安堵したのもつかの間。いつ首をとられるかと、臆病風を吹かせすぎた董卓に飽きてしまった呂布が、董卓を暗殺。またも、すみかをうしなう猫族。そんな時、徐州という国が、曹操に攻め込まれて切羽詰まっているという情報を入手。関羽はどうしても徐州を放っておけず、手助けに向かいます。絶体絶命の状態でありながらも、なんとか曹操軍を撤退させた猫族。そのことに感銘を受けた徐州の長、陶謙は猫族に国を託して亡くなります。

初めて国を手にいれ、猫族と人間の共存という、桃源郷のような国の礎を気付き始めたある日。再び現れるのは呂布。
徐州が猫族の手にわたったのは、私のおかげだという呂布。
つまり、曹操軍があの時撤退した本当の理由は、本国を呂布に攻め込まれていたからなんです。
その恩を売るわけではないけれど、徐州に住まわせてくれ、と呂布はいいます。
しぶしぶ受け入れる猫族。
しかし、やはり罠で…、南から袁術に攻め込まれている間に、徐州を呂布に乗っ取られてしまいます。民を人質にとらえて。
そして、呂布はいうのです。猫族を徐州に住まわせたければ。
「私のものになりなさい、子猫ちゃん[黒ハート]

で、ここから本格的に張遼との関係が進んでいくのですが…。

呂布様の鬼具合がすごいww
血が大好きな呂布様。
味方敵、見境なく戦場では殺戮していく呂布様の、あの高笑いがすんごいぞくぞくするよー!!

そんな呂布の命令を疑うことなく遂行してきた張遼ちゃんですが。
…だんだんと、関羽の言葉に、心に、姿勢に感化され、自分に疑問を抱きはじめるんです。

「呂布様は殺せという。あなたは殺すなという」
「呂布様は奪えという。あなたは守れという」

…さぁて、困りました。張遼ちゃん。
「自分」というものがない張遼が、絶対だった主君と、特別な人の言葉の間で揺れ動く様がよく表れてるなぁと思う言葉ですね。

そうして、猫族と共に休日を過ごしたりするうちに、すっかり「人間らしさとは何か」に取りつかれてしまう張遼。

あの…、劉備がよくする「ぎゅーっ!」を…まさか張遼がやってくれると思いませんでしたww
あの「ぎゅー」は可愛い…ww
可愛い…!!けど、ちょっと切ない…!
人間らしいとはこういうこと?と、張飛のマネするとことかも…もう可愛い!!

お料理上手で裁縫上手…ほんと張飛がいうように、一家に一台欲しいよ!
で、ここの「呂布様にどうにかならないか伝えておきます」…だ。
もうここで、…なんかね、…ぶわってなりそうだった…!!

だって、そういうことだよねぇ…!
やっぱりこのコそうだったの…!!!??

まあそれは置いといて。

で、だんだん人間ぽくなった張遼ちゃんと関羽、想いあう気持ちをなんとなくお互い感じつつ、でも戦いが終わるまでは…!と…悶々と想いを募らせて「きっと戦いが終わったらこの気持ちを打ち明ける」と約束した関羽、関羽が面白くない呂布のもう一人の側近、貂蝉の罠にはめられて、張遼と関羽は袁一族のお家騒動の戦に巻き込まれてしまいます。
やっぱり体を張って、関羽を守ってくれます…張遼。

傷が治って、助けてくれたお礼と、気持ちを伝えようと張遼に逢いに行くと…。

「はじめまして、関羽さん」

…ええええええ!!!(涙)


そうなんですよね。
張遼は、呂布が作った人形。
戦うことだけを教えられた、人形なんです。じゃあ呂布は何者って?t
中国ファンタジーで、こんなことできるのは、やっぱり仙人です。
桃源鏡というものを持っていて、その鏡に映ったものは、もう一人に魂を分け与えることができるというアイテムなんですね。
そうして、張遼を作り、貂蝉を不老不死に生かしてきたんです。
やっぱりかーー!!
っていうね…!!
だから、血が出たりとか、まったくしなかったんだよね。
西洋風にいうとゴーレムってとこなのかしら。
中華風にいうと何…?

…バッドエンドでは、彼、ただの土くれになっちゃいますし…本当になんか切ない。

張遼のことも信じられなくなった今、無謀で無意味な戦いをさせようとする呂布をどうにかせねばと、関羽は暗殺を試みます。暗殺は失敗に終わりますが、呂布はあるものを関羽にみせたがります。
白い布をとると、それは。
生気のない、ぼろぼろの張遼だったのです。

呂布と新しい張遼を相手に苦戦する関羽。
その時、関羽の危機を察知して、なんとか意識を取り戻す張遼。
そして、呂布は新しい張遼に、なんの武器ももたない古い張遼を「壊してしまえ」と命じます。

もちろん、ここは古い張遼…っていうか、攻略対象の張遼が勝ちますが…。
新しい張遼…呂布もいってるけど「新しいくせに負けるなんて!この出来そこない!!」って本当にww
あそこの、取りつかれたように新しい張遼を、壊しまくる呂布様の怖いこと怖いこと…!!


え、最後はもちろん。
みんなで(もちろん曹操もだよww)打倒呂布☆です!!

…でもちょっと待ってほしいの…。
呂布に作られた人形は…呂布が死んだらどうなるの!!

…やっぱりお約束なの!!??そこはーーー!!!

…と思ったら、…お約束だ…った!!!

あの、だんだんとかすれていくCGスチル。
ああいうのに弱いんです、私ww

張遼、あなたわかってたのね!?…と関羽がいってましたけど、そうだよね、それでも呂布は討たなきゃなんないもんね…!!

あの、人形が初めて涙を流す…、というのはキレイでしたねぇ…!!
でも、あそこ、すぐに関羽が「あ!桃源鏡!」って思い出すのがwww

そうなんです。
魂を、映った二人で分けるアイテム、桃源郷。
関羽は「二人で生きたい」から、寿命を張遼にあげるんですよね。
「あなたから、私はもらってばかりです。心も。命も。」
こうして、感謝するこころも、また…人間らしさですよね…!!
あそこのくっつくか、くっつかないかのキススチルも超素敵でした…!!

ラストは猫族と一緒に暮らしていく張遼なんですけどね。

…あの…なんだろう。
命を半分こ、したわけじゃないですか。

だから。
あなたの命が費える時は、私の命が費える時。
…ていうのはいいですよね…!!
なんとなく。

だって、相手を一人、この世に残さないわけじゃないですか。
なんか、そこまで一緒だと、ちょっと甘美だなぁって。
そう思いました。

…完全に、最初に攻略すべきキャラじゃなかったような気がしますけどww
今回の遊佐さんキャラ、張遼は地雷踏まずにすみました☆
…切なく甘く。
綺麗でした…!!


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