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Black Wolves Saga-bloody nightmare-感想(メヨーヨ・オージェ・ユリアン) [Black Wolves Saga]

BWSのグルーミングシステムが面白いww

クリアしたキャラだけなんですけど、耳さわったり尻尾さわったり、お望みとあらばあーんなとこや、こーんなとこも触れちゃう、というあのシステム(笑)

オージェは結構攻めても、「君って結構大胆なんだねー?」って喜んでくれるけど。
メヨーヨは「汚らしい手で触るな、この下種!」と怒られました(笑)

でも、やっぱり頭とか首とかは弱いんだねww
猫だから!!!
超気持ちよさそうに、耳をぴくぴくさせる王子様たちww
本編どうでもよくなるね(笑)

次はユリアンをぴくぴくさせにいこう♪


さてさて。

猫種3人(メヨーヨ、オージェ、ユリアン)ネタバレ感想です!


とりあえず、BWSの猫さんたちのお話をまとめときますと…。

ウェブリンという土地は、簡単にいえばカオスなんです。
ゾディバという死病が流行っていて、その媒体が狼だと信じられているので、狼狩りが発令されている国なんです。狼は激減して、そのことの仕返しに、狼がウェブリンの村という村を襲いまくっている、というまあ、いわば狼と猫の国の種族存続をかけた戦争のようなものが大前提にあるんです。
それから、数年後にロベイラ種という大変病弱な希少種であるヒロインが(16歳までロベイラが生き延びているのは魔女だからだ、とかいう理不尽な理由で)、なんの身に覚えもないまま「狼を統率している魔女」と嫌疑をかけられて、城へ連行される…ところからお話ははじまります。

でお話をすすめていくと。

猫が狼を目の敵にするのは、かつてメヨーヨがアルルという狼騎士に婚約者(ヒロインの従姉妹だった人)をとられたことにより、プライドを傷つけられたことによるものだということがわかります。

狼狩りは手段ではなく、目的なんですね。
だから、本当はゾディバの抑制剤や特効薬なんかも実用段階まで進んでいながら、それを己の復讐のために、国民には伏せているんですね。途中で崩御する前国王も、ジゾディバも、そして自らにかかった魔女疑惑も、すべては双子の王子様に仕組まれたことであることが、徐徐に明かされていきます。

そのことを全部知ったヒロイン。
一度はネッソやラス、ユリアンといった仲間と共に、一度は城を逃げ出すのですが、狼たちと話合った末、誰と一緒に「何」を守ろうとするのか、という覚悟を決めることになります。それ以降が各ルートになります。そして、狼と猫の全面戦争が始まるんです。

まあ結論は、猫ルートなので、猫が勝ちます。狼は絶滅(ラスは生き残ってた)。



★メヨーヨ

メヨーヨとオージェは、愛されなかった妾の母親の子です。また正妻に酷い虐めを受けてきたため、お互いがお互いを支えながら、母親を守ろうと誓っていました。そんなある時、母親に「力比べ」だといわれて、兄弟二人でロープをひっぱり合うゲームをします。しかしそれはゲームでなく、ロープにかかっていたのは母親自身の首で、二人は守りたかった母親を手にかけてしまいます。二人は、「脱落」した母親に誓います、自分たちがきっと、この国の頂点に立ってやると。絶対に生き残ってやるのだと。

そして。
メヨーヨとアルルの確執。

婚約者エルヴィラに「アルルが好きだから、婚約解消してほしい」といわれて、プライドを傷つけられたメヨーヨは、最初は王にかけあってくれるほど、親切に二人の仲を応援します。しかし、それはフリだけで、ゾディバに侵された(おそらく感染させたのも双子)アルルが、「吸血衝動」に負けエルヴィラを傷つけた現場を押さえて、剣をつきつけるメヨーヨ。アルルこそが次期王に相応しいのではないか、と常にアルルと比べられていて面白くなかったメヨーヨは、アルルを始末するチャンスだと考えていました。しかし誤算だったのは、その剣にかかったのはアルルではなく、エルヴィラだったのでした。

で、エルヴィラが手に入らなかったから、今度は同じロベイラ種で、しかも面影のある(親戚だからね)ヒロインに執着する、というのがメヨーヨの主なお話。

……。
酷いよねぇww

自分から酷いことしといて。
「私の周りには誰もいなくなる…!!!!!!」って怒り狂うんだよ、この人w
もう、なんなのww
最初はねお母さんなわけだから……それはなんとも言えないけど……。

誰もいなくなるから、ヒロインだけは自分のものにしたくて、ヒロイン一家領主さんなのに、爵位剥奪して……ってそりゃあ違うだろうwwみたいなねww

でも、嫌いじゃないかな?
とにかく、メヨーヨは「とられた玩具をとりかえす子供」のように必死なだけなんですよね。
これは、メヨーヨにここまでの権力を結果的に与えてしまった、ある意味オージェが一番極悪なような気がしますww彼は単に純粋にね、「メヨーヨが一番よ」っていってくれる人が欲しいだけ。

……ということなので、ヒロインが好きなわけではありません、彼(爆笑)

てな感じで、どのENDも、エルヴィラの代わりでもいいやと目をつぶって、生ぬるい幸せに浸るか、すべてを奪ったはずのメヨーヨが死んじゃって、完全放置、オージェにも勝手にすればー、と捨てられ天涯孤独状態になるか、子供産んだら用済みだよ、ってオージェに殺されるか、という悲惨なエンドしか待っておりません(笑)
最後の最後まで、結局ヒロインはメヨーヨのものでしかないENDしかない…!!

…意味わかんないよ!!

まあでも、この暴君が幸せになっていいとは誰も思わないような…?

あんだけ鞭で打たれて、焼印までされて、お兄ちゃんやら執事やら全員皆殺しにされておきながら、「もういいや」ってなるヒロインも相当、もう心が壊れてるよね。
救いようがないww

櫻井さんの狂った叫び声とかよりも、しずかー…なぼそぼそっと怖いこという時の口調がなんか、焦点あってない感じで、とてもおそろしかった…です!!



★オージェ


すべての元凶であるような気がしないでもないww


王位の簒奪も、魔女嫌疑も……すべてがすべて、この人の入れ知恵。
たった一人の肉親になった兄さんのためだけに、駒になる弟です。
兄さんの方が残虐性は上かもしれないけど、弟の方が、狡猾なだけ若干キツめ。

いとも簡単に、しかも前触れなく唐突に、殺したり、刺したりするので、「びくっ!!」ってします。
大抵、「やりそうだな」と思ったら、やります、この人ww
「あー、なんかユリアン殺されちゃいそうだなー」とか思ったら、もう次繰ったら、お腹に剣ささってる、みたいな。

兄への盲信が異常です。
基本的に「選ばれない運命」を持つ兄が「お前も私を裏切るのか…!!」(そもそも、裏切る前の段階だと思うのに)と取り乱すと、俺だけはずっと兄さんの味方じゃないか、兄さん、兄さん、こっちを見てよ、大丈夫だよ…って泣きそうな声で、宥めすかすんですよね。
……あの感じだけは嘘じゃないのかも?ね?

うん。
でも、これすら計算なのかな、と思うエンドもありましたね。
「兄さんつまらないんだよ」って刺殺しちゃうエンド。……あれもなんだかねー……。


ベスト?エンドはアレなのかな、一応……。

メヨーヨが、狼をせん滅して目的を失い、その残虐的趣向をヒロインである妻に向けるんですよ。
それをだんだんとオージェが「こんな風に兄さんがなるために、やってきたんじゃないのに……」と言いだし、ちょっとずつ心をヒロインに開きはじめて、嬲られた後を治療したりしてくれるようになるんですよね。それがバレて。兄ちゃんキレて、決闘になって、兄ちゃん破れて死んで(あっけない!)メヨーヨの後を継いで、ついでに妻まで兄ちゃんのもらっちゃう、っていうエンドなんですけど。
あのエンドロール後。

吉野さんの悪意たっぷりの「バァーーーカ!」は何(笑)


騙されてるってこと!?
ここまできても騙されてるってこと!!???

本当は兄ちゃんまでもを蹴落とすつもりで最初からいたってこと!??
……わからなーい!!(涙)
オージェいいとこ、ひとっつもない!!



でも面白いww
この双子は、これでこそ王位簒奪者という感じがするので!



★ユリアン


ユリアンは、正妻の息子です。
第一王位継承者として生きてきたのに、双子のせいで廃嫡され(継承権を失う)、後ろ盾になっていた母親も双子に殺され、今は王宮庭師です。

最初はすんごいマトモなんですけど、オージェとメヨーヨの前だけでは…犬になります(笑)
双子には逆らえないように、長い間かけて完全調教されている、元王子様。

あの豹変っぷりはヤバかった…!!

すっごい素敵な癒し系細谷さんボイスが、ちょっと頭たりない感じの弛緩しまくった声で「褒めてください褒めてください褒めてください!俺はオージェ様の玩具です!俺はオージェ様の玩具です!俺は屑です屑です屑です(延々)」と、変わった時にあのコワさ。

ああ、恐ろしい!!!!
何されたらあんな風になるの……!!!!

ユリアンルートは、体が弱く、塔(家)から出たことない元お嬢様と、王宮の外の世界を知らない元王子様、という「似た者同士」が、互いに助け合いながら、生きる道を模索していく、という結構、可愛らしいルートなんですよ??

でも結末は。

①国境を越えられて無事に平穏な生活を手に入れるも、結局なにも解決しないまま。
でも二人は幸せだからいいの!

②国境越えの際、追ってきたオージェによって再び壊れたおもちゃになるユリアン。
オージェに従うユリアンに抵抗するためにもみ合ううちに、ユリアンを谷底へと突き飛ばして殺してしまうヒロインは、心が完全に折れてしまい、オージェに連れて行かれる。

③逃げ出した城へもう一度ユリアンと戻りますが、あっけなく捕えられる2人。
しかしユリアンは壊れた玩具のフリをして、双子に毒を盛り、裏で結束していたウェブリンの貴族たちと協力し、双子を王位からひきずりおろすことに成功します。
ユリアンが王となり、ヒロインは王妃となって、幸せな日々を送ります。

ただし、「使っていない地下牢から悲鳴がきこえる」という噂と、ユリアンの袖に血の染みがあることを見ないフリをして。


③がトゥルーエンドだそうですけどww


ユリアン……!!!


まあそうだよね。
やられたら、フツー、うん。
やりかえす……よね、たぶんね。

そこはやっぱりあのお母さんの血が流れてるんだよ……。
ユリアンは……それはもう憎くてしょうがなかったんだろうね。
ヒロインの前では穏やかに優しく、そして爽やかに笑っておきながら、双子兄弟に「死ぬよりもつらいこと」を裏で……っていうこの、ユリアンも本性は優しい癒し系だけじゃない、ってとこがものすごくよかった。


けども、だ。

やっぱり乙女ゲームとして何がやりたいのかさぁぁぁぁっぱり、わからん!!

猫族、まともな奴一人もいない!!(笑)

ザラ、ラスあたりがまともなのかな…?ネッソはネッソでちょっとねじ飛びかける時あるしな(笑)



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